前回に引き続き「50代以上のキャリア」についてです。
早期退職の50代以上のキャリアはどうなるのか???

コントラクトMRになる
もっとも多いケースは、コントラクトMRになるパターンです。
50代の方の中には、

コントラクトMRならいつでもなれるだろう。
と考えている方も多いのではないでしょうか。

甘いです!!!!
コントラクトMRととはいえ、50代の需要は少ないのが実情です!!
コントラクトMRととはいえ、50代の需要は少ないのが実情です!!
では、運よく、コントラクトMRとしての再スタートを切れたとします。
その後は、どうなるのでしょうか?
60歳までコントラクトMRとして、継続して勤務が可能なのでしょうか?

コントラクトMRとして60歳まで継続雇用されるのでしょうか…?
実際のところが気になります…。
実際のところが気になります…。

現実的に考えて、継続雇用は難しいと思われます。
その継続雇用が難しい理由としては、
①50代の方の雇用は契約社員雇用であること。
②50代の方を受け入れ可能なプロジェクトが少ないこと。
その結果として、

・52歳で製薬メーカーを早期退職。
↓
・53歳でコントラクトMRとして契約社員雇用へ。
↓
・2年間のプロジェクト配属を経て、契約終了。
↓
・次の該当プロジェクトはなく、そのまま離職。
↓
・転職活動スタート。
↓
・別のCSO企業のコントラクトMRとして勤務???
↓
・53歳でコントラクトMRとして契約社員雇用へ。
↓
・2年間のプロジェクト配属を経て、契約終了。
↓
・次の該当プロジェクトはなく、そのまま離職。
↓
・転職活動スタート。
↓
・別のCSO企業のコントラクトMRとして勤務???
上記の流れが、早期退職後の50代の現実的キャリアです。
このように、仮に、早期退職後、コントラクトMRになることが出来たとしても、
その2年後には再度転職活動を余儀なくされる方が多いのです。
良くて4年。
4年も持てば御の字ではないでしょうか。
50代になってから、60歳まで食い繋ぐのはなかなか難しいのが現実。
希望のない話をしてしまいましたが、敢えて現実的な話をさせて頂きました。
この現実を踏まえて、50代の方には60歳までのキャリア形成について、
しっかりと考えて頂きたいと思っております。
なお、今後のキャリアにお困りの際には、下記をご利用下さい。
個別サポート講座:「キャリア相談コース」
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